弾き語り配信で提供できる価値ってなんだろう？ - 目指せTwitchフォロワー50人 #2

Twitch配信のやり方を調べていると「視聴者に提供できる価値を見つけよう」と言う前向きなキラキラメッセージを目にすることが多い。相手のニーズに合ったものを提供すれば視聴者も増えるって言う理屈は分かる。でも、それって自分が配信をする理由を忘れている気がする。

そもそも視聴者を増やすことが目的なら弾き語りなんてしない。他人に迷惑かけてる様子とか奇行を配信すれば一気に視聴者は増えるだろうし、まともなコンテンツでもゲーム配信なら弾き語りより視聴者を増やしやすいと思う。それでも弾き語り配信するのは、自分が好きなように歌って、それが居心地がよいと思ってくれる人に聴いてほしいから。それがベースなので、そこから離れた価値は自分にとっては無意味。視聴者に提供できる価値を無視しているわけではなくて、その価値が自分にとっても大事なものである必要があるね、って話。

じゃあ、僕の配信で提供できる価値ってはなんだろう？

いい音

本当は超絶技巧の演奏を価値にしたいけど無理。ほかの人の配信を見ると、うまい人がたくさんいて、やっぱりそういう演奏は聴いてて楽しいんだけど、僕にはそこで勝負する技術はない。練習はするけどね。がんばるけどね。

でも、演奏がうまくなくても音質は価値にできる可能性がある。配信はヘッドホンやイヤホンで聞いている人が多いから、配信者側でよい音を作れたら聴いてる人の音質もかなりよくなる。アコースティックギターのきれいな音色や響き、すぐそばで歌っているような臨場感を出せたら価値にできると思う。自分はよい音を聴き分けることはできると思うし、マイクとかプリアンプとかエフェクターとか、機材を研究をするのも好きなので、自分の好みにも合った価値になりそう。だから音質にはこだわっていきたい。

リクエストに応える

視聴者目線だとリクエストに応えてもらえたら嬉しいし、自分も配信者として応えられたら楽しい。ただ、僕は玉置浩二ばかり聞いているので、絶望的に流行の歌を知らなくて、その場でリクエストに応えるのは無理。

だから、その場では歌えなくても、教えてもらった曲を練習して次の配信で歌うことにしてる。何度かやってみたらすごく喜んでもらえるたのでリクエスト宿題方式を価値にして行こうと思う。最近はアニメソングのリクエストが多いけど、いい曲が多くて楽しい。

ゆったりトーク

わいわい話すのは疲れちゃうので、ゆったりとした時間を過ごせてもらえるトークをしたいと思ってる。たぶん多くの視聴者はわいわいの方が好きなので、好んでくれる人は少ないかもしれないけど、無理しても仕方がないの。あと、価値につながるかはわからないけど、視聴者が好きな曲やアーティストはメモするようにして、共通の話題を作るようにしてる。

かなり王道から外れた価値だと思うけど、いまのところそんなに悪くないデータが出てる。直近1か月でユニーク視聴者115人中24人がフォローしてくれてるのでフォロー率は21%。聴いてくれた人はそれなりの価値を感じてフォローしてくれてるんだと思う。31時間やってユニーク視聴者が115人しかいないのは厳しいけどね。

弾き語り配信はじめました - 目指せTwitchフォロワー50人 #1

2021年12月26日にTwitchでの弾き語り配信を始めてから約1か月。もともとはツイキャスやYouTubeで配信していたんだけど、自分にはTwitchが合うかなと思ったので引っ越してきた。ツイキャス・YouTubeの特徴とTwitchを選んだ理由はこんな感じ（独断と偏見ね）。

ツイキャス

弾き語り配信を聴きに来る人が多いので、相性のよい視聴者と出会う確率は高い。配信者と視聴者との距離が近くて、お互い支えあっていくという雰囲気。ただ、距離が近い分、最終的には音楽よりも配信者個人への思い入れが強くなっていくので、配信者の内面をさらけ出さないと視聴者が定着してくれない。適度な距離間で落ち着く時間を作りたいと言う僕のスタンスには合わない気がした。あと、30分の時間制限があって、お客さんが配信時間を延長するためのコンティニューコインと言うものをくれるんだけど、それをもらってしまうと「延長しなきゃ」って言う強迫観念が生まれてしまうのが地味に重い。音楽好きと出会うにはよいけれど、その後のコミュニケーションが大変だなと言うイメージ。そしてサーバが弱いので音質が悪い上に割と落ちるw。結構長い間お世話になったんだけど、手を引くことにした。

YouTube

利用者は多いけど大半の人はライブ配信じゃなくて動画を探してる。その中で動画と競合しながらライブ配信で集客するのはかなりきつい。YouTubeは目的が明確な動画をたくさん上げて、Googleのアルゴリズムに引っかかって再生回数・チャンネル登録が伸びるのを待つところなんだと思う。あと、YouTubeのアプリはバックグラウンド再生ができないので、視聴者に作業しながら聴いてもらうことができない。いろんな意味で配信向きじゃないと感じたので、YouTubeには1曲ずつ動画投稿していくことにした。

Twitch

視聴者はみんなライブ配信を見に来ているけど、ほとんどの人がゲーム配信目当てなので相性のよい視聴者と出会う確率は低い。弾き語りの配信者・視聴者もいるけどほとんど外国人なので、日本人弾き語りストには厳しい環境。でも国籍がどこであれライブ配信が好きな視聴者に出会えるのは魅力だし、英語なら会話も何とかなる。音質もよくてアプリのバックグラウンド再生もできるので、視聴者にとってもよい環境。よい音で気楽に、いい距離感と雰囲気で聴いてもらいたいという目的に一番合いそうなのでTwicthで配信することにした。

目指せフォロワー50人

Twichではフォロワーを50人獲得+αの条件を達成するとアフィリエイトができるらしくて、頼んでなくても進捗レポートを見せてくれる。配信開始から1か月でのフォロワーは25人。もっとフォロワーの数を増やしたいところだけど、1回の配信に来てくれる人が15人程度で、その中で1~2人はフォローしてくれているのでペースは悪くないのかも。配信の質を上げて新規・常連の視聴者がもっと来てくれるようにがんばらないと。目指せ3月末までにフォロワー50人。